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Quoraを使おう
今日からQuoraを使い始めました。

もう皆知ってるかな? たぶん、まだ知らない人も多いハズ。今年の一月から始まったサービスだけど、昨日まで招待制だったから、友人が招待してくれるまでは使いたくても使えなかったし。

というわけで、アメリカ時間で6月21日から一般公開されたので、早速利用してみました。


このQuora、FacebookのCTO、Adam D'Angeloが作ったソーシャル・ネットワーキングサイト。

でもって簡単に説明すると、Quora上に質問をアップすると、誰かが回答してくれるっていうサービス。日本にも、似たサイトがあったよね。使ったこと無いけど…

日本のネット文化って、ちょっと特殊で、2ch的な書き込みだったり、荒らしだったり、または建設的でない批判が物凄く多いから、日本でこのサービスがどう使われていくか、ちょっと様子を見てみたいと思います。英語圏ではその辺りの文化というかマナーは非常にしっかりしていて、きちんとした質問には結構丁寧に、しかも建設的なコメントが返ってくる。ビジネスを始めようとしているアメリカ人の友人が、起業に関していくつかトピックを立てていて、僕はそれをフォローしてたんだけど、彼の質問に対して返ってくる回答の質が高い高い。

一般公開になって、誰でも利用できるようになったから、今後サービスの質がどう推移していくかわからないけど、招待制だった頃の回答の質は相当なものだったらしい。

質問すると、その分野のエキスパートが数時間以内に回答してくれるって言うのがごく当たり前だったそうな。

創業者のAdam D'Angeloいわく、会員の増大よりも質を優先するとのこと、でもって、今後は必要に応じて、新会員の登録を制限することもありえるそうです。

と、いうことで、僕もさっそく登録して、質問をアップしてみました。

僕の質問は、What are good books about Social Business?

Social Businessっていう言葉自体、まだそんなに社会に浸透してないから、この言葉を使うと回答が返って来づらい気もするけど、とりあえず試しに質問してみました。

と、いうことで、このQuora、みなさんも始めてみては?

# by tf-sktmb | 2010-06-23 08:38 | ひとり言
ノーベル平和賞受賞者と
お久しぶりです。
ついさっき、ロンドンから帰ってきました。といっても、たったの3泊4日ですが。

せっかくイギリスに住んでるのに、しかも電車で(といっても、日本でいうところの新幹線ですが)2時間くらいしか掛からないのに、去年の10月末以来(半年前…)足を運んでいませんでした。

さて、今回のロンドン旅行、3日間分刻みのスケジュールだったのですが、そのなかでも特に印象深かった出来事を書き留めておきます。

皆さんは、Muhammad Yunusをご存知でしょうか。2006年にノーベル平和賞を受賞した、あのGrammen Bankで有名なあの方です。

馴染みの無い方のために簡単に説明しておくと、Yunusはバングラディッシュでマイクロ・クレジットという低利子、無担保の融資を貧困層(特に女性)に行い、貧困にあえぐ女性やその子供達の生活を向上させ、彼女らが貧困から抜け出せるよう、そして、その子供たちが教育を受けられるよう社会を改革した人物です。

興味のある方は、『Banker to the poor』を読んでみてね。

そのYunusが5月25日にLSE(London School of Economics)に講演に来るということで、今回こそはチケットをゲットせんと、チケット発売の30分枚からPCの前にStand byしていました。ラッキーなことに、今回は幸運にもチケットが取れたため(Chomskyの時は取れませんでしたが…)、講演がてら、ついでにロンドンに遊びに行こう、というのが今回のそもそものCity Breakの理由でした。

でLSEのOld Theaterに初めて足を踏み入れたのですが、この会場、実に狭い。もっと広いところがあるのに、LSEはVIPを呼ぶときはいつもこの会場を使ってます。広いところでやれば、もっと多くの人が入れるのにね、と思ってしまいますが、この狭さが実は重要なのかもしれません。ゲストを近くに見ることができるし、なんといっても雰囲気がいい。

講演でYunusが何を話したかと言うと、彼のこれまでのSocial Businessの話。ちなみにSocial Businessとは、利潤の最大化(Yunusの言葉を借りれば、profit-maximising)を目的とせず、社会の問題を解決するためにビジネスのことです。日本でも、『チェンジ・メーカー』という本が5年くらい前に出て、比較的認知されるようになりましたよね。

で、話を講演の内容に戻すと、そのYunus自身の経験(日本でもプチ・ダノンで有名なフランスのGroupe Danone やアディダスといった多国籍企業を巻き込んだ話)と、さらにはその広がり、そして、誰もがSocial Businessを興せるという彼の情熱を熱く語ってくれました。最後の20分は質疑応答だったのですが、その中で、Social Businessを始める上での考え方(といか、それまでの思い込みの捨て方)やこれから始める人が直面する障害などにも触れました。

Social Businessについて、特に新しい発見があったわけではありませんが(重要な発見が一つありましたが)、本物の発言はやはり重みが違いますね。久しぶりに、心が熱くなると同時に、今の自分を冷静に見つめ直すきっかけを与えてくれました。

さて、最後にYunusと一緒に撮った写真と、彼に貰ったサインをアップします。



↑興奮しすぎて、帽子を脱ぐのを忘れてました。。。 写真を見て気がつきました。 超失礼…



また一つ、家宝が誕生しました。

最後に、Yunusに名刺を貰ったのですが、どこを探しても見つからない… 
どうやらなくしてしまったようです…
# by tf-sktmb | 2010-05-28 05:40 | アクティビィティー
Twitter
ドイツから友人(Simon)が遊びに来ていて、なかなかブログを更新する暇もありませんでしたが、彼が一昨日ドイツに帰ったので、久しぶりの更新です。

最近こっそりとTwitterを再開してみたのですが、なんとあの大前研一が僕のFollowerになっていることが判明!!!

彼に自分のTweetsを読まれるんだと思うと、なかなか気軽にTweet出来ない… 気軽に書き込めなきゃ、Twitterの意味が無いよね…

日本の企業でも、ソフトバンクなんかが社員にTwitterを利用するよう命じたそうですね。社員のコミュニケーションの円滑化が目的なのか、イノベーションが目的なのかはわかりませんが(←調べろって突っ込まれそうですが…)孫正義、やはりタダモノではありませんね。

ちなみに僕の携帯、iPhoneでもなければNexous Oneでもないので、日本語を読むことも出来なければ、書くこともできない。ということで僕のTweetも英語に限られてしまうわけですが、日本語の140字と比べると英語の140字はなんと限られていることか…  

あまりにも短すぎて(Tweetsなので短いのが当たり前なのかもしれないけど)、逆に書き込むのが難しいと感じているのは僕だけでしょうか??


# by tf-sktmb | 2010-03-31 09:13 | ひとり言
男女の収入格差
月曜日はInternational Women's Day だったこともあり、今週は女性に関連した記事を良く目にしたのですが、中でもThe New York Timesに面白い記事が。

どうでもいいけど、International Women's Dayの訳は「国際女性デー」だってさ。四文字の漢字の後にカタカナ二文字。センスが無さ過ぎると感じるのは僕だけでしょうか。


その記事から引用した棒グラフが下にあるんだけど、これを見てもわかるとおり、産業国(Industrialized countries)のなかで日本は韓国についで二番目に男女間の収入ギャップが多きそうです。でもって、OECDの17.6%を上回る約33%だそうな。




はて、これを見て日本の女性は何を思うのだろうか。

# by tf-sktmb | 2010-03-11 23:51 | ひとり言
Fear the Boom and Bust
皆さんが僕のどうしょもないブログを読んでくれているように、僕も毎日チェックしているブログがいくつかあるのですが、その一つがGregory Mankiwのブログ。経済学に興味のある人は、よく知っているのではないでしょうか。

その彼のブログの今年一月にアップされたエントリーで知ったのですが、ケインズとハイエク(あるいはケインズ主義と新自由主義と言ってもいいかもしれません)の論争をラップでまとめた映像がYoutubeに上がっているではありませんか。しかも、これがよく出来ている。このラップ、英語圏ではすでにかなり有名です。

僕も、一月にこのYoutubeの映像をアップしようかと考えたのですが、如何せん英語なので、というか、それを訳すのが面倒だったのでスルーしてました。ところが、素晴らしい方がいるものです。その映像に日本語訳をつけてYoutubeにアップしてくれた方がいるではありませんか。ということで、興味がある方はしたのリンクをクリックしてみてね、

と、翻訳の手間が省けたので、少しだけ解説、と言いたいところですが、ケインズとハイエクの論争は、テクニカルすぎて今の僕では説明できません。ていうか、そもそも理解できません。ということでパス。

まぁ、ラップの歌詞からもわかるとおり、ケインズの立場は:

不況の際には政府が市場に介入して、総需要を喚起しろ(boost aggregate demand)。だって、”C, I, G, all together gets to Y”なんだから。

ちなみに、Cは消費、Iは投資、Gは政府支出でもって、Yは所得をさします。ということは、政府支出を上げれば所得があがるじゃないか、だってさ。

でもって、とにかく財政支出しよう。乗数が高ければ高いほど、経済の健全性も高まるんだから。乗数というか、乗数効果とは、簡単に言うと財政政策の波及効果のことで、Wikipediaによると有効需要を増加させたときに、増加させた額より大きく国民所得が拡大する現象、だそうです。

政府が1兆円分の商品券を国民に配って、その1兆円よりも多く消費されればされるほど、乗数効果が高いってことですね。(超適当…)

さらに説明を続けると、

金融政策と財政政策はどちらも等しく正しい政策だけど、(金融政策が)流動性の罠にはまったら、赤字になってでも(負債を増やしてでも)財政支出するのが回復のカギだよ、と歌っています。
ちなみに流動性の罠(Liquidity trap)について詳しく知りたい人は、リンクしたクルーグマンの論文を読んでみてね。


でもって、お次はハイエクの立場を:

ケインズのやっていることは、負債を増やして生産性の低い、市場に任せれば淘汰されるべき企業を延命させているにすぎない。ケインズ、キミは消費や不況にばかり注目してるけど、そもそもそれが間違い、問題はバブルなんだ・・・・

と、ハイエクの説明をしようにも、基本的にハイエクのことを理解していないので説明できません。このラップでも、歌詞から見てみわかるとおり、歌詞を書いた人もハイエクよりもケインズをよく理解している感じ。

学問的には、ケインズよりもハイエクに軍配があがっているようですが、世間の知識はまだそこまで追いついていないようですね。



# by tf-sktmb | 2010-03-11 02:22 | ひとり言
マルクス主義?
一日に2本のエントリを立てるのは始めてだと記憶していますが、気がついたことがあったのでちょっと文書にしてみます。将来読み返した時のことを考えて。
と、完全に自分のために書くので、興味の無い方は読まないでね。

Joblessというタイトルの下記のブログを書き終わって、「アレ? なんか変だぞ?」、という感覚に捕らわれたので、少し考えて見たら面白い発見が。

多分、数年前の僕が同じ文章を書いていたら、この現状を「階級」とか「搾取」、とか、そういったマルクス主義的な認識の枠組みで状況を捉えていた気がする。もう少し噛み砕いて言うと、企業の成長のためにクビを切られる労働者、的な捉え方、といえるかもしれない。

昔と違って、僕が大学にいた頃にマルクスが流行っていたわけでもく、マルクスの著作で影響を受けたのは『ドイツ・イデオロギー』くらいなもので、なんで自分がマルクス主義的な認識の仕方が刷り込まれていたのかがイマイチよくわからない。

政治学・社会学系の文脈でマルクスを読んだ(理解するしないは別として)人にも、やっぱり階級闘争的な認識の仕方が刷り込まれてしまうのだろうか?

はたまた、日本の「知識層」がマルクス主義的な認識で世の中を捉えているため、その「知識層」の言論が人々の認識の枠組みを階級闘争的に設定してしまうのだろうか。

もし後者だとしたら、ヤバイ気がする。

政治家はまともな経済政策なんて打ち出せやしないだろうし、打ち出したとしても世論に受け入れられないんだろうなぁ。


# by tf-sktmb | 2010-03-10 10:23 | ひとり言
jobless
さて、ブログといふものを久々に更新してみむとてするなり。

と、紀貫之ふうに始めてみましたが、今日はタイトルからもわかるようにJoblessについて。

イギリスだけではないと思いますが、最近はUnemploymentとかJoblessとか、そういった言葉を耳にしない日はないですよね…

家から歩いて3分くらいの所に、行きつけのケバブのテイク・アウェイのお店があって、その店で夜働いているにーちゃんとよくたわいもない話をするんだけど、そんなにーちゃんとの会話ですら、昨日はなんと不況についての話… (しかも、話が盛り上がりすぎて注文したケバブを手にするまで30分以上…)

彼のお兄さんは修士の学位を持ってるにもかかわらず、イギリスでは職が無く、現在は韓国で働いているとの事。
ニュースや新聞では、いつも不況を耳にしてるけど、こういう風に実際に顔なじみの人とか、その親戚とかの話になると、とたんに現実味を帯びてきます。

実際、ここイギリスでは250万人くらいが職を探している状態。そんな中、外国人でありながら、フル・タイムで仕事をしている自分が、なんとなく申し訳ない気持ちになることが多々あります。しかも、僕の仕事がイギリス経済に貢献しているのならまだ自分を納得させることができるんだろうけど、そうじゃないからなお気が引けてしまう。

今さっき、BBC1でJoblessというタイトルの1時間のドキュメンタリー番組が放送されていて、その中で職を失った人々とその家族の様子が赤裸々に描かれていて、なんとも複雑な心境に。仕事を失った両親を持つ子供たちへの影響を垣間見た時は特に。

前にも書いたように、ここWorksopにいる人は、生まれも育ちもWorksopという人がほとんど。そんな中で、いきなり来た僕のような外国人がローカルな仕事を奪ってしまうのは、この街で生まれ育った、現在求職中の人にはやっぱり気に入らない存在なんだろうなー、などと、勝手に想像してしまいます。


ちなみに、これまた以前書いたように、ポーランド移民が多い街なのですが、口には出さないものの、地元の人は彼ら/彼女らをよく思っていません。

その理由は、ポーランド移民が地元の職を奪っていると思われていることと、Council Houseという税金でまかなわれている、低所得者だったり、わけ有りの人のための住居に、非常に多くのポーランド移民がすんでいて、これまで税を払っていた当のイギリス人がその恩恵に預かれないことが頻発しているため。

憤慨している地元イギリス人の考え方には賛同しかねますが、彼らが憤慨すること自体はわからなくもない。


と、話がポーランド移民にまつわる問題へと脱線してしまいましたが、やっぱりここWorksop生まれ育った人で、仕事が無くて生活に困っている人やその子供たちのことを思うと、なんだか非常に申し訳ない気持ちになります。

と、なんだか何を書こうとしていたのかわからなくなってしまいましたが、最近の心境はこんなところです。
# by tf-sktmb | 2010-03-10 09:47 | 生活
犬の写真
家の写真に続いて、今日はEvieの写真を。

犬に興味の無い人には、なんの面白みも無い写真だと思いますがご勘弁を。

そういえば昔、猫や犬を飼っている人はなんで飼っているペットの写真をみせたがるんだろう?? と思ったことがありましたが、いざ飼ってみると、その心理がわからないでもないですね。

写真なり写メール見せられて、リアクションに困った末、とりあえず興味を持ったフリをしていましたが、まさか自分が写真を見せる側になるとは… 複雑な心境です。

と前フリは置いておいて写真を。












現在生後5ヶ月半、スクスク成長中です。
# by tf-sktmb | 2010-02-23 10:01 | 生活
家の写真
アップするすると言っていて、今まで全然アップしてこなかった家の写真を。といっても、この写真は引っ越した直後の写真だから、家具とかまだ揃っていない…

まずはフロント・ルームから。右奥に見えるのが暖炉。ただ、壊れていて使えず…
今はこの部屋ににソファー2つと、コーヒー・テーブルがあります。



違うアングルから、もう一枚フロント・ルームを。



でもって次はダイニング・ルーム。なぜかスペイン風。ちなみに、この写真には映ってないけど、テーブルの左側にもう一つ暖炉があります。



お次はキッチン。ちなみに、このキッチンのドアを出ると、庭にでれます。


もう一つキッチン。



続いて二階の写真。

これがバス・ルームです。



この他に、寝室(8畳くらい)と客室(8畳より少し狭いくらい)があるのですが、寝室はプライベートなものなのでアップしないでおきます。

庭と客室の写真が見当たらないので、いづれ機会があって写真を撮ったらアップしますね。
# by tf-sktmb | 2010-02-22 03:04 | 生活
Cloud Computing
タイトルだけ読まれた方には、「何をいまさら?」って思われた方と、「何それ?」って思われた方の2つのリアクションが考えられるけど、それはさておき、Cloud Computing、ハンパじゃないですね。

さて、Cloud ComputingがなんたるかはWilipediaの説明に任せて、とりあえずGoogle AppsのGoogle Docを使ってみることに。

基本、長い文章を書くときはとりあえずMiclosoft OfficeのWordを使っていたんだけど、僕の使っているOffice、なんとOffice2000と超古い!! 
これには理由があって、PCを買うときは基本なんのソフトウェアも入っていないPCを買って、後から必要なソフトウェアをインストールなりダウンロードしてたんだけど、Officeに関してはその昔友人から譲り受けたハード・コピーのCDをインストールして使ってたため(←ホントはいけないんだけど…)、とにかくバージョンが古い!

最近は、過去に作成したWord File (性格にはFilesですが)が開けないことが多々あって、しかも作成したのがあまりに古すぎて、タイトルだけ見ても何を書いたのかまったく思い出せないこともあって、ずっと放置したままになってました。ただ、このままじゃイカンとは思っていたので、最新バージョンのOfficeをインストールしようと思っていた矢先、そんな必要がないことを発見。別に個人としてPCを使ってる分には、Cloud Computingの可能性の100分の1も使えないだろうけど、そのたった100分の1でも、この技術って凄い… と思わされてしまいます。ちなみに、この文章も Google docsに書いて、それをブログにコピペしてます。

特に日本のネット環境を考えると、日本の法人企業が次々とサインアップしてるのもうなずけますね。これを使えば、企業のITコストを削減できるのは確実かと。ただ、これって日本みたいにネットのスピードが100Mbpsとか当たり前の国なら成功するのはわかるけど、12Mbpsとかが主流のアメリカで成功するのだろうか? 無料の個人利用ならともかく、お金を取る法人向けサービスはキビシい気がする。だって、なんてったって12Mbpsでしょ? 安定して使える気がしない。しかも、FCC(米国通信委員会)は以前、インターネットの中立性に関する規則の制定に向けてたしか草案を公開したいて、それを読む限り、アメリカがネットを高速化するとは思えない。(気になる人のために、原文をリンクしておきます。)

まぁ、アメリカの話は置いておいて、Google dogsを使った感想は、すばらしいの一言。MSのWordより使い勝手がいい。これから、他のアプリケーションも使って行きたいと思います。
そして、法人利用の概要を見る限り、物凄い可能性を感じさせてくれます。う~ん、これは将来使えそうだぞ(といっても、いきなり起業とかしないのでご安心を)。



# by tf-sktmb | 2010-02-21 11:31
最近、小学校の同級生のA・Aさんが夢によく出てくる… 彼女が夢に出てきたのは、今日で3度目。

なぜ突然??

彼女はとても頭がよかったので、中学校から名門私立に進み、大学もたしか東大ではなかったかと記憶しているけど、如何せん小学校卒業以来会っていないので全然定かじゃない。

あ、そういえば成人式で会ったか。そういえば、院生の彼氏がいるって言っていたようないないような。

う~ん、なんだか気になってしょうがない。

誰か小学校の同窓会とか開いてくれませんかねぇ(←超他力本願)。




# by tf-sktmb | 2010-02-20 23:05 | その他
日本の未来は…
昨日だか一昨日だか、掃除をしながら何気なく聞いていたニュースで、「若者のキャリアの二極化が進みつつある」的なことを言っていた。

確かにここイギリスでも、無職の若者の数が大幅に増え、深刻な問題になりつつあります。18歳から24歳で職がない若者の数が、2009年の最後の三ヶ月で13,000人増えて、725,000人に膨れ上がったそうで、でもって、2010年度にカレッジなり大学(Uni.)なりを卒業する若者の数を考えると、その数は今年中に100万人を超える見通し。

というわけで、とにかく仕事がない。どこの国も、似たような事情を抱えているようですね。

ちなみに余談ですが、僕が今回イギリスに来る前は、派遣業の規制が盛り上がっていましたが、そんなことをしたら失業者が増えるだけ。今の日本に必要なのは、従業員をもっと解雇し易くすること(これには、最高裁が下した整理解雇の4要件がネックになっている現状をどうにかする必要があります。)。
この4要件がある以上、一度採用された正社員はなかなかクビに出来ない。でもってそれはイコール、企業が正社員を採用する敷居を高くすること意味します。こんな状況では、雇用の流動性はいつまでたっても上がらない。ちなみにこの雇用の流動性が高いのがアメリカ。失業率が上がっても、短期間のうちに下がります。

また、同一労働同一賃金をいち早く実現させ、正社員と派遣社員の意味のわからない給与の差を解消すること。

と、余談のつもりでしたが、いざ日本のことについて書き始めると止まらなくなるので、本題に戻します。いづれ機会があればもっと詳しく説明するので、ご勘弁を。

本題に戻すと、イギリスでも、順調にCareer Ladderを登っていける人と、単純労働に従事するしかなく、キャリアを形成出来ずじまいになってしまう人との二つに別れてしまうということ。

つまるところ、どこの国でも国内の二極化が進んでいるということが言いたかったわけです。

グローバル化が進む中、新興国と競合する単純労働の賃金が下がっていくのは避けられない事実(というか、そもそも日本が得意とする製造業ですら、これからは賃金があがることは考えにくいのですが、今日は具体的には説明しません)。だけど、よく考えてみると、そもそも同じ単純作業をしているのにカンボジアの工場で作業するカンボジア人と、日本の工場で作業する日本人の賃金が違うという、このあたりまえの現実こそが不公平なわけで、その不公平を結果的にではあれ小さくしているグローバル化の側面が、なんだか見逃されがちな気がしています(おっと、話がまた脱線してしまいました…)。

日本もイギリスも、この弱肉強食のグローバル化は避けられないわけで、経済的に豊かな国でいたいなら知的集約的な部門やサービスに特化すること。ただ日本ではこれが難しい。貿易で日本に追い越されると思うやいなや、知的財産政策(レーガン政権時のヤング・レポート)や金融に軸を移して見事に成長率を伸ばしたアメリカのような姿は期待できない。

なんだか全然まとまっていませんが、言いたかったことは実はシンプルで、国際的には二本は近いうちに経済大国から転落し、国内的にはさらに二極化が進むということ。

と、最近は経済学を勉強しているので、経済学と時事的なネタを絡めて書いてみようとしたものの、経済学に対する知識が浅すぎてまとまった文書が書けず… 今日のブログの理解しづらさは、僕の完全なる力量不足です。さらに、経済学の勉強も、もう数学の基礎知識なしには進まなくなってきました。趣味で始めた経済学の勉強でしたが、数学にまで範囲が及ぶとなると続くかどうか… 
# by tf-sktmb | 2010-02-19 11:23 | ひとり言
Evie
すっかりブログを更新しなくなってしまいましたが、皆さんお元気でしょうか?
最近はゆっくりブログを書く時間もなくてちょっと不満気味。

ブログを更新しなくなった時期と、犬を飼い始めた時期が一致するので、更新しなくなった言い訳は、とりあえず犬のせいにしておきましょう。

2匹の猫を飼っていることはこのブログでも紹介しましたが、実は11月の後半から犬も飼い始めました。
11月は彼女の誕生月だったので、どこかヨーロッパにでも旅行をと考えていたところ、彼女が犬を欲しいと言うではありませんか。
どちらかと言うと犬嫌いのわたくしでしたが、彼女は小さい頃から犬を飼っていて、犬のいない生活に物足りなさを感じていたようなので、ここは一つ妥協して犬を飼ってみようと決心。海外旅行より安く上がると内心喜んでいましたが、いざリサーチを始めると、犬の値段が意外と高いことに気がつく。血統付きともなると、特に…   

世間知らずでした。

ということで、Springer Spanielを購入。Evieと名づけました。ちなみに現在生後5ヶ月。体重も8キロとすくすく成長中です。

でもって、いざ犬を飼ってみると、これが非常に可愛い。家の中のどこにいても必ずついてくるし、夜はベッドに潜り込んできて隣で一緒に寝る始末。

と、ここまではいいこと尽くめなのですが、やはり犬に時間を割く分、他の時間を削るはめに。毎日の散歩は、近所の池の周りを一時間歩くくらいなので大したことはないのですが、何が大変って掃除が大変…

実のところ、これまであまりイライラしない性格だと思っていたのですが、家の中が片付いていないと物凄くイライラすることに気がつきました。考えてみれば、これが人生は初の同棲生活なので、気がつくとシンクに放置された食器や、洗濯済みにも関わらず乾燥機に放置されている洋服を見て、イライラしている自分を発見することも。彼女は、掃除をすることはするのですが、ある程度までは放っておいて、頃合を見て一気に徹底的に掃除するタイプ。でもって僕は、常に掃除が行き届いていないと嫌なタイプ。

ということは、成り行きに任せれば、彼女が放置した食器なり洋服なりは、僕が洗うなり整頓することに。

と、ここで器の大きい、大人の男性なら、何も言わずに黙って掃除するところなんでしょうが、若輩者の僕にはまだまだ到底そんな心境になれず、「なんで毎日彼女の使った食器を洗わなきゃいけないわけ?」、とか思ってしまう始末。これだけでも十分悪いのはわかっていますが、たまに彼女が食器を洗ったりすると、今度は洗い方の違いにイライラしてしまうというさらににタチ悪い性格。というのも、イギリス人、基本的に洗った食器を濯がない。だから、洗い終わったといわれても、「え、まだ泡がついてるんですけど…」、と突っ込みたくなる。

話がなんだか脱線してしまいましたね…
ただ、こう改めて文章にしてみると、自分がいかに未熟かがわかりますね。

でもって、何が言いたかったかと言うと、ただでさえ家の中の掃除にこれまでにないくらい時間を使っていたのに、Evieを飼いはじめてからは、特に犬の毛や、散らかされた紙くずなど、掃除をせずにはいられない状況がこれまで以上に増えた、ということ。

本気でTime Managementを考えなくてはいけませんね。

と、急いで書いたので、なんだか日本語がぎこちないですが、今日はこれでご勘弁を。
# by tf-sktmb | 2010-02-18 07:30 | 生活
近況
さて、たまには生活に関する話を。

3度目のイギリス生活も早いもので半年が過ぎました。

出発前に3度おみくじを引いたのですが、なんとすべて凶!おみくじはこう言ってました。「小船が荒波を渡るように、今新たな一歩を踏み出すのは危険。時を待つべし」、的な事が書いていました。

要するに、新天地では苦労するだけだかたやめておいたほうがいいよ、ということですね。

そんなおみくじのお告げを無視してイギリスに来たわけですが、今のところ何事も無く万事順調です。災いがあるのはこれからですかねぇ。

さて、仕事に関する話を少し。

ここWorksopはほとんどの人がこの町で育った人ばかり。ポーランドからの移民が沢山いるものの、彼ら彼女らは自分たちのコミュニティーを作っていて、上手く住み分けられている感じです。というわけで、人種的な多様性があまりない。日本人は、僕一人だと思われます。他のアジア人ですらあまり見かけない。

でもって、イギリス人に「どこに住んでるの?」と聞かれて「Worksop」と答えると、口には出さないけれども、「え、そんな所に住んでるの!?」的な反応が返ってくることもしばしば。
てなわけで、正直あまり住みやすいところではない。まぁ、住みにくいとも思わないが。

最近は仕事にも慣れ、今のポディションではもうなにも教わることはないところまで来たのでちょっと退屈(偉そうでスミマセン…)。

NHSでの仕事はレベルに分けされていて、Band1がボトムライン。ステップアップするとBand2、Band3と上がっていくのですが、現在の僕のレベルはBand3。Band4は看護士のためのポデションなので、次のレベルはBand5。でもって、Band5はマネージャ(管理職)のレベル。

日本人の僕がマネージャーがなれるか否かは置いておいて、そもそも今の仕事での管理職には興味がない。あくまで現場にこだわりたいのですが、いまの職場ではもう習うことはなにもない。かといって、次のレベルに進めるかと言うと、次のレベルはマネージメントになってしまうのでそもそも興味がない、というなんとなく物足りない状況です。

そんな昨今。以前登録したリクルート・エージェンシーの方とお話する機会があり、いまだ求職・転職の意思があるのかを質問されました(絶妙のタイミング…)。

転職の意思があると答えたので、そのリクルート・エージェンシーの方が改めて僕に合いそうなお仕事を探してくれることになりました。

はて、これが一つの転換期になるのか否か。

おって報告します。

では、これからジムに行ってきます☆
# by tf-sktmb | 2010-01-30 00:52 | 生活
どれにしようかな…
Apple社のTablet Computerがついにお披露目になりました。

その名もiPad。iPadの機能を細かく紹介はしませんが、なんといってもメインのアプリケーションはiBooksでしょう。iTuneの新聞・書籍バージョンです。

この分野ではAmazonのKindel、Barnes & NobleのNook、SonyのReaderなど、すでに色々と市場に出回っていますが、誰か使っている人いませんか?

もしこのうちのどれかを使っていたら、是非一報ください。AmazonのKindelが出た時からKindelが欲しくて欲しくてたまらなかったのですが、こういうのって少し時間が経つとスペックが向上して(ムーアの法則)、さらに価格が下がるので、少し様子を見ようと暢気に構えていたら、今度は色んなのが出てきてどれにしようかきめられない…

個人的には、新聞・書籍をダウンロードして読むこと意外には興味がないので、iPadは買わないと思うけど、それでもAmazonのKindelを買おうかBarnes & NobleのNookを買おうか迷ってます。

3度目のイギリス生活も半年が過ぎましたが(早ッ)、すでに購入した本の数は50冊近くに… これを日本に送るとことを考えると、送料はいくらになるのやら… ちなみに、日本から荷物を送るのと、イギリスから日本に荷物を送るのでは送料が全然違います。日本からイギリスに送る方が格段に安い。

でもって、これらのTablet PC、英語学習には最適なのではと思います。わからない単語が出てきても、その単語にカーソルを合わせるか、あるいはクリックすると、辞書のウインドウが開き、単語を説明してくれます。辞書を引くのが億劫な人にはもってこいですね。

それにしても、テクノロジーは物凄いスピードで変化していきますね。



# by tf-sktmb | 2010-01-28 09:48 | その他
格付け
すっかりブログを書かなくなってしまいましたが、元気にやってます。マイナス8度というこれまでにない寒さを経験したためか、0度とかでも暖かくなったと感じる今日この頃です。

2ヶ月も書いていないので、書くネタは山ほどあるのですが、プライベートな話は置いておいて、時事的なニュースを。

S&Pが、日本の長期国債の格付け見通しを「安定的」から「ネガティブ(弱含み)」に引き下げました。今回は、格付けそのものに変更はなかったものの、今後日本の長期国債が格下げになる可能性が出てきました。

いつかは国債の金利があがることは皆わかっていはいるけど、その「いつか」が誰にもわからない。

いよいよ国債の金利が上がり始めるかもしれないという危機感を、どれほどの人が感じているのでしょうか。

さて、ここで自分の頭を整理するためにも、基本のおさらい。

確かに日本の財政赤字は外国からの借り入れ金が少ないので、対外的に債務不履行を起こすことはないでしょう。なんといっても、日本国債保有者の90%以上が日本人ですから(それだけ外国人投資家に人気が無いともいえますが…)。
とはいうものの、日本の国債の大部分を買っているのは、個人投資家ではなくて銀行。いくら国債の長期金利が低くても、そもそも調達金利が極端に低いので彼らは利益を挙げられるので、邦銀が国債を保有しているのが現在の構造。

じゃあ、調達金利がこのままずっとゼロに近い値で推移するのかと言えば、そんなことも考え得にくい。家計の貯蓄率はどんどん減っていくし、低金利で資産が海外に流出している現状を考えると、銀行は資金調達のために預金金利を上げる可能性が出てくる。というわけで、調達金利がいつまでもゼロに近い値で推移するとも思えない。
そもそも、一旦国債の金利が上がり始めれば、銀行はキャピタルロスを抱えることになるので、傷が浅いうちに国債を売る可能性も十分ありうるわけで、そうなると国債金利は暴騰するなんてことも。

現段階で日本人の個人総資産が1400兆。900兆の政府債務はまだぎりぎり返済可能ですが、一度金利が上昇し始めると、もう手遅れに。

大増税を実施して財政赤字を小さくしてゆくか、なにもしないでインフレに陥るか。
ネットで日本のニュースを見る限りではありますが、鳩山政権には財政赤字に対する危機感があまり感じられないので、今年一本目のブログで最近気になるところを述べて見ました。

では、また次の更新まで。


# by tf-sktmb | 2010-01-27 04:42 | ひとり言
Flu
なにかのウィルスに犯されたようです…


体調が悪いったらありゃしない。ブログに書けるネタが沢山あるのですが、ブログを書く気力もないので、元気になるまで待っててね☆

それじゃあ、ベッドに戻ります。

おやすみなさい。
# by tf-sktmb | 2009-11-11 05:54 | その他
告白
実は、小説を書いています。

別に小説家になりたいとかそういうことではなくて(悲しいかな、そもそもそんな才能はないのですが…)、文章を書くトレーニングの一環としてです。

ブログを読んでくれている人ならわかると思いますが、僕の文章は実に理屈っぽい。論理的といえば聞こえはいいですが、そういう文章しか書けない自分の力量がいかがなものかと思っていて、なにかいい方法はないかと模索した結果、小説を書いてみることに。

文学作品が人を駆り立てるあの感覚。そんな、文章を、いつかは書けるようになりたいものです。

ちなみに、小説の骨子はポストモダン社会(リオタールの言葉を借りるなら、「小さな物語の林立」する社会)での葛藤。どんな葛藤かは秘密です。

何かを書くという行為、なかなかにして奥が深い。
# by tf-sktmb | 2009-11-06 11:13 | アクティビィティー
イギリスの生活保護
政治的なこと、社会的なことについて書くと、読者が減っていくのは覚悟していますが、今日はイギリスの生活保護に関する政策の一部を説明します。

どういうブログを書けば読者が増えるのか、最近なんとなくわかってきましたが、別に読者を増やすために書いているわけではないので、その辺は無視していこうと思います。

こんなブログでも、毎回読んでくれている皆様、本当にありがとうございます。

さて、では本題に。

厚生労働省が2日に発表した9月の毎月勤労統計調査によると、現金給与額(基本給と残業代、一時金など)が16ヶ月連続で減少し、26万6364円になったとのことです。

貧困が問題になり、社会に漠然とした不安が広がる中、生活保護や母子加算についてとりあげるメディアもすくなくありません。

生活保護だけではありませんが、政策を評価するというのはなかなか難しいもので、メディアでのその政策の扱われ方しだいで良くも悪くも見えてきてしまいます。
主要メディアは基本的に経済界に奉仕するようにできているため、そのことに頭に入れてニュースなり新聞を読まないと、自分、あるいは平均的な一般の人を苦しめる政策を支持したりということが平気で起こったりします。
こういうときは相対化という作業が役に立つので、イギリスの生活保護の実態を見ることで、日本の現状の一端を垣間見てみたいと思います。

さて、このエントリーの上の方に、サラリーマンの9月の平均給与を挙げましたが、この月給を年収にすると約320万に少し届かない程度。

結婚していて、共働きで、仮に両方ともこの平均の数字320万円を貰っているとすると、2人の年収は640万円。夫婦共働きで年収の合計が640万円というと、今の日本では結構裕福な感じがしますよね。子供がいなければ、生活には決して困らない。

この、共働きで2人の年収の合計が640万円、さらにまだ子供がいないという条件をイギリスの生活保護に当てはめてみると、なななんと、生活保護がもらえてしまいます。

夫婦共働きで子供がいない場合、年収£50,000まで生活保護がおります。現在の為替レート、1ポンド約150円で計算すると、共働きの年収の合計が750万円まで、生活保護が受給できます。
ちなみに、この場合、つまり、合計年収が750万円の場合、週に10ポンド、約1,500円がもらえます月ではなく、週に。

子持ちの友人はあまり多くないので、子供がいる場合のケースは今回は触れませんが、イギリスの再分配政策がいかに手厚いかが、この例でお分かりいただけたのではないでしょうか。

しかも、煩雑な手続きはないどころか、物凄く簡単で、国民に知れ渡っているので、受給の資格があるのに知らずに生活保護を受けていない、なんていう、日本でありがちなことがほとんど無い。これもまた、日本の再配分政策を見るときに注目すべきところですね。

ちなみに、この政策、Tax Creditといいますが、労働党による政策です。保守党が政権に就けば、なくなる可能性も十分ありえます。今後の日本の政治の形がどうなっていくのか、正直わかりませんが、社民党、共産党、国民新党あたりが一つになり、イギリスで言うところの労働党のような再配分政策を掲げれば、この国も生きやすい社会になるのではないでしょうか。


最後に、Tax Creditについての出典です。気になった方は以下のURLを。

http://www.hmrc.gov.uk/taxcredits/start/who-qualifies/overview/what-are-taxcredits.htm
# by tf-sktmb | 2009-11-04 09:01 | ひとり言
自己責任論
さて今日は、少し前に日本に吹き荒れていた「自己責任論」について。

なんで急に? という声が聞こえてきそうなので、理由を簡潔に説明します。

いまだ不況から抜け出せていないここイギリスでは、現在無職の人が250万人以上います。それでもセーフティーネットが整っているからでしょうか、現在無職の人でも焦りみたいな精神状態を抱えた人をみたことがありません。この数ヶ月で僕が会った人たちに限りますが。

イギリス人の友人が語るところを平均すると、250万人のうちの半数近くは、特に働く気も無いんじゃないかとのことです。まぁこれはこれで問題のような気がしますが…

このイギリス人の精神風土といいますか、性格を目の当たりにすると、やっぱり今の日本ってどうなのかな、と考えさせられてしまいます。

日本の場合、仕事をしていても非正規社員あるいは派遣社員というだけで、将来に不安を抱える人たちが少なくありません。僕の友人にも、得体の知れない不安や焦りを覚える人が少なくなく、相談を受けても大した力にもなれず無力さを痛感します。

そんな、自分の無力さを感じているときに、たまたま日本のメディアに目を向けていると、いまだに自己責任論が吹き荒れていて正直驚かされました。しかも、公共の電波を使った、社会や政治を論じているつもりのメディアの中で。

手元に資料が無いので正確なことは言えませんが、たしか「社会」という言葉が西洋で生まれたのは16世紀。それまで人間が「社会」という概念を捉えていなかったのかどうかはわかりませんが、これ以降、ヨーロッパの知識人らにより「社会」という概念が精緻化されたことは改めて言及することでもないでしょう。

大学で社会学の講義を受けると必ず読まされるデュルケムの『自殺論』。この19世紀末の著書の中で、デュルケムは自殺という現象を個人の心理からではなく社会的要因から説明しましたが、この古典『自殺論』を読むまでも無く少し頭を働かせて見れば、自己責任論がいかにくだらないものかがよくわかります。

もう少し具体的に話すと、例えば日本の労働市場。一方で労働市場に出回っている仕事の数があり、他方でその限られた仕事を獲得すべく就職・転職活動に励む求職者の数もあります。

求職者の数が労働市場に出回っている仕事の数を上回れば、仕事に就けない者が必ず生まれるわけで、そういう社会状況の中で、無職、派遣、非正規、の人々の自己責任を追及したところで、客観的な事実は何も変わりません。仮に無職だった人が、自分の責任だと自分を責め、そこから自分を奮い立たせ、仕事につけたとしても、求職者の数が仕事の数を上回れば、仕事に就けない者が出てくるという客観的事実はかわりません。

ここまでくればお分かりの通り、解決策は労働市場の拡大(こういってしまうと新自由主義者っぽいですが…)や雇用形態を柔軟にしていくしかありません(ワーク・シェアリングなど)。他にも例えば労働環境の改善でも雇用は生まれます。一つ具体例を出すと、日本ではなかなか取りづらい病欠。イギリスの場合、会社の都合なんて関係ありません。本人が体調が悪いと判断すれば、会社に電話を入れ休むのが当たり前。社員が休んでも会社が問題なく回るように環境を整えておくことは会社の責任です。このような背景から(他にも理由がありますが)、日本の会社のようにギリギリの人員で会社を回している企業は・現場はあまり目に付きません。

話が少し脱線してしまいましたが、自己責任論のターゲットになりやすい無職の人たちの例で結論を言えば、彼らの精神状況や幼少期の家庭環境などを論じても問題の解決になるわけが無く、論者の自己満足にすぎないということです。

自己責任論をしたり顔で振るう似非知識人は、過去の人々が発展させたこの「社会」という概念が認識できない人だということ、また、彼らはそういう言論を振りかざすことで飯を食っているという事実を頭の片隅に入れておいて、あまり自分を責めず、話半分に聞いてみてはいかがでしょうか。
# by tf-sktmb | 2009-11-03 09:07 | ひとり言
ロンドンから帰ってきたよ。
ロンドンから帰ってきました。

数人から、チョムスキーの講演を聴けたか否かという質問をメールで受けていたので、この場を借りてご報告です。

午後3時にLSEに到着したのですが、僕らが到着した頃には、すでに8人がキャンセル待ちの列に並んでおり、この時点でチケットを手にするのは難しいな~、と予感。

ただ、その後も次々とこのキャンセル待ちの列に人が並び、9番目の僕は列の前方に位置するという結果に。
ちなみに、列の先頭のカップルはスコットランドから出向いたとのこと。しかも、12時から待ったいたそうです。
他にも、僕の後ろに並んでいたギリシャ人のカップルは、ヨークから出向いていました。

さすがチョムスキーですね。みんな遠いところから来ていました。

で、チョムスキーの講演を生で聴けたかというと、残念ながら答えはNO。僕はキャンセル待ちの列の9番目でしたが、4番目までが見事講演に入れるゴールデンチケットを手にしました。

チョムスキーという共通の関心からか、キャンセル待ちの列に仲間のような一体感が広がり、4人が講演に入れるという知らせを受けたときは、その4人だけではなく列の皆がその4人拍手で祝福してました。

でもって、僕を含めたキャンセル待ちの列に並んでいた人には、LSEが特別に来賓用個室をVideoLinkの上映用の部屋として急遽用意してくれたため、直にではありませんが、めでたくチョムスキーの講演を聴けました。

と、ここまでの話を聴くと、チョムスキーを生で見れなかったとの印象を与えてしまいそうですが、実は2度、直にチョムスキーを見れました。

最初は、講演が始まる前の、チョムスキーが講演のための教室に入る一瞬。

そして、もう一つは、講演が終えたチョムスキーが、教室から出て、エレベータに乗るまでの約5秒間。

2度も彼の姿を見ることができたのも、キャンセル待ちの列に並んでいたからに他なりません。

講演が終わって、教室を出たチョムスキーがエレベーターに乗る瞬間に持っていたデジカメのシャッターをきったのですが、デジカメって、シャッターを押してから実際にシャッターが下りるまで、0.5秒くらいのタイムラグがありますよね。その0.5秒の間にチョムスキーをエスコートしていたLSEのお偉い教授がカメラとチョムスキーの間に割り込んでしまい、撮れた写真にはぼやけたチョムスキーの顔と、そのお偉い教授が…

非常に残念です。。。


と、本当は彼の講演から何を学んだかを書くべきところなのですが、取り急ぎ、LSEでなに何が起こっていたかの報告です。

彼から何を学んだかは、その内、時間がある時にゆっくりと書きたいと思います。

急いでブログを書いてしまったため、粗末な文章になってしまいましたがご勘弁を。

# by tf-sktmb | 2009-11-02 01:43 | アクティビィティー
チョムスキー☆
ブログ、サボりまくってすみません。。。

特に理由はないのですが、一度ペースが乱れるとなかなか再開がむずかしかったりします。

まぁそんなことはどうでもいいのですが、話は変わって明日からロンドンに行ってきます。約一月前、アテネの日本大使館で働く友人かHから、「チョムスキー、ロンドンにに来るね」、と思いがけない一言が。

調べてみると、確かに10月29日にLSEことロンドン・スクール・オブ・エコノミクスで講演が予定されていました。

一般の人は10/21の午前10時からネットにてチケット予約が出来るとのことだったので、PCを2台用意して待ち構えていました。 

が!!! いざ10時になってみると、アクセスが集中してチケットを予約するページがエラーで開けず。。。 
更新ボタンを押し続けること20分、なんとか目的のページにアクセスし、チケットを応募しましたが、無残にもチケットをゲットできませんでした。。。。。

ただ、当日空席が出る可能性があるということなので、また、隣のクラスだか建物だかでLiveで講演の模様が放送されるので、とりあえず明日からロンドンに行ってきます。

最悪のパターンは、空席が出た場合に講演に入れる列に並んで結局中に入ることが出来ず、その上Live放送の教室も満杯になって入れずじまいに終わることですが、とりあえず空席が出ることを願って列に並んでみようかと思っています。この機会を逃したら、直にチョムスキーを見ることが出来るチャンスはもうないかもしれないので。

せっかく取った有給を無駄にしないためにも、チョムスキーに会えることを願ってやみません。

ちなみに、LSEのホームページで講演が見れますので、興味のある方は是非☆

# by tf-sktmb | 2009-10-29 01:49 | 学問
Little Miss Sunshine
テレビを見ていたら、『Little Miss Sunshine』が放送されていました。
その中でなかなか素敵なセリフがあったので、ちょっと引用してみます。


Dwayne: I wish I could just sleep until I was eighteen and skip all of this, high
       school, everything.

Frank : Do you know who Marcel Proust is?


Dwayne: He's the guy you teach.

Frank : Yeah. French writer. Total loser. Never had a real job. Unrequited love
affairs. Gay. Spent 20 years writing a book almost no one reads. But he's
also probably the greatest writer since Shakespeare. Anyway, he, uh, he
gets down to the end of his life, and he looks back and decides that all
those years he suffered, Those were the best years of his life, 'cause they
made him who he was. All those years he was happy? You know, total
waste. Didn't learn a thing. So, if you sleep until you're 18--Ah, think of the
suffering you're gonna miss. I mean high school? High school-those are
your prime suffering years. You don't get better suffering than that.


マルセル・プルーストが本当にそんなことを言ったのか、その真偽のほどはわかりませんが、なかなかいいセリフだと思いませんか?

苦労にも色々あって、決して一言では括れないとは思うけど、苦労があってこそ、人生の機微を味わえるものだとつくづく感じさせられます。

地位とか名誉とかお金とか人気とか、そういう意味での「成功」ばかりに目を奪われがちな現代社会ですが、苦労の中にも美学があり、価値があり、学ぶべきものがある。自分がいま被っている苦労を見つめなおして、そこから人生の機微を味わいたいものですね。








# by tf-sktmb | 2009-10-06 04:34 | 紹介
Jamie Oliver
料理に興味を覚えてから、Jamie Oliverの料理本に多々お世話になっています。日本でも、そこそこ有名なのかな?

イギリスの学校給食に革命的変化をもたらした。若き青年です。とはいっても、僕より7つ年上ですが。JamiroquaiのボーカリストのJason Kayとも同級生で、今でも仲良しだそうです。ちなみに、僕の友人が最近結婚式に呼ばれ、そのパーティーにJamie Oliverがいたそうです。そのパーティーで、踊りまくっていたそうです。なんだか親近感が湧いてきますね。

イギリス人に聞いたところ、昔(30年位前?)の学校給食は日本のように素材を一から料理することも珍しくなかったとのこと。それがいつの間にかチップス(フライド・ポテト)などのジャンク・フードに変わってしまったそうです。学校給食がなく、親が子供にお弁当を持たせる場合でも、ほとんどがサンドイッチとポテトチップス、チョコレート・バーのように、とにかく子供が口にする食べ物が、いつの間にか不健康極まりないものになっていったそうです。

学校給食がジャンク・フードに変わっていったのは、給食のおじさん、おばさん(イギリスでは、Dinner Ladyといいます)の労働時間のカットにあると思われます。調べたわけではありませんが、今の30代、40代のイギリス人に聞くと、昔はDinner Ladyが生徒たちと同じように朝早くから出勤していたけれど、いつのまにか10時から14時といったように、Dinner Ladyの働く時間がカットされていったそうです。これも、政府による歳出削減の影響でしょうか。きちんと調べたわけではないので正確なことは言えませんが、色んな人に話を聞く限り、どうやらそんな気がします。

まぁ、僕の推測は横に置いておき、話をJamie Oliverに戻しましょう。
彼は、学校給食を冷凍食品などに頼らず、一から作ったほうが安く上がることを証明し、さらに健康で美味しい給食を子供の口に運ぶことが出来ることをイギリス国民に知らしめました。でもって、テレビの影響もあってか、いつのまにか学校給食が政治家をも巻き込んだ、大きな論争にまで発展しました。

そんなこんなで、学校給食の質も向上し、いまでは子供たちが口にする給食もだいぶ良くなり、なによりも、料理することの喜び、食べることの喜びを喚起したのは、非常に意義がありますよね。

学校給食を変革する試みがひと段落ついたあとも、今度は一般家庭にその手を伸ばしたりと、大活躍です。彼のように、自分で家畜を育てるまではいかないまでも、野菜くらいは僕も育ててみたいものです。

さて、ここから本題。

周囲を見渡したとき、そしてなによりも自分自身を振り返ってみたとき、アカデミズムに身を置いて、なにか偉そうに言説を振り撒く事が社会を変革する者としていイメージしていました。

確かにそういった意味での知識人も必要でしょう。僕はなによりもチョムスキーを尊敬していますし、また、丸山真男以降、本当の知識人が日本にいない現状をなんとも虚しく思います。よく外国の友人に、「日本では、誰がアメリカでいうところのサイードやチョムスキーにあたるの?」と質問されますが、そんな時、誰の名を挙げてよいのかわかりません。

特に、最近の若手論壇(1970年代生まれ)の議論は、聞いていて、というか読んでいてゾッとします。なによりも、自分がそういう方向に進もうと、つい4年位前まで考えていた辺りが恥ずかしい。かっこ悪すぎです。

象牙の塔から物事を眺めて議論するのでははく、社会にどんどん入り込んで、そこから発言する人のほうが、よっぽど信頼が置けるし、聞く(あるいは読む)価値があります。

そういう意味で言うと、国際問題は、ジャーナリストの志葉玲が、貧困問題では湯浅誠なんかが、すばらしい。同じような年代でも、アカデミズムから出てきた輩とは、大違いです。何が大違いかってカッコよさが違う。ここ、大きなポイント。

Jamie Oliverの話をしたのは、彼が料理人という枠を超えて、社会を変革する存在になった例を挙げるためで、日本でもこういう社会変革のあり方がもっと意識されてもいいと思ったからであったりします。

政治というものは、テレビの中で繰り広げられるべきものではなく、実社会の中でこそ起こるもので、そういった意味で、今ある自分の社会との接点を意識して、変革の輪を広げていきたいものです。

そうするとどうでしょうか、ホームレスに定期的に炊き出しをしているあなた、介護の現場で働いているあなた、幼稚園で働いているあなた。ホームレスの生活だったり、障害者の生活だったり、待機児童の問題だったり、と自分が誰よりもその問題の現状を知りえていることがわかってきます。そういった現場の経験と勉強による知識、あとは社会をよくしようという志さえあれば、誰もがみな、社会変革を担う存在足りえます。

あとは、同じ意識をもった仲間が集まれば、明日という日が昨日の延長ではなく、まったく違ったものになるのではないでしょうか。

変化を期待するのなら、なによりもまず、自分がその変化の一部になりなさい。確か、ガンジーがこんなことを言っていました。

この考え方こそがまさしくこのブログのタイトルBe The Changeです。
# by tf-sktmb | 2009-10-02 01:01 | ひとり言
タブー
コッツウォルズから帰ってきました☆
3日間天気にも恵まれ、非常にラッキーでした。

写真も沢山撮ってきましたが、写真だと街並みの雰囲気が全然伝わらない… 
ですので、ブログにアップするのはやめました。気になる方はグーグルの画像で検索してみてね。

シェークスピアの生まれた家など、コッツウォルズ関連の話をしようと思っていましたが、書いていて面白くないので中止です。そうはいうものの、イギリスに来たら訪れる価値はあると思います。ロンドンだけで終わらせるのはもったいない。
ただコッツウォルズは広いので、限られた時間で周るのは難しいです。しかも、道路が狭かったり、また街自体が小さすぎたりと、観光バスでは行けない穴場的なスポットもいくつかあるので、意外にその魅力を堪能しきるのは難しい。友達の車で移動していたので、時間のロスなく観光していましたが、それでも2泊3日では限界がありました。見逃すには惜しい観光スポットを、いくつかスキップしてしまいました。


さて話は変わって、今日は最近気がついたことをひとつ。

よく、「初対面では政治の話は持ち出してはいけない」、と言います。アメリカやイギリスでは特に
僕も、彼女によく注意されます…

とはいうものの、自分の記憶を振り返って見ると、初対面で政治の話をした経験が何度か、あるいは何度もあります。
しかも、そういう時に限って、非常に熱く、有意義に語り合えたりします。

こういう経験をすると、「アレ、初対面で政治の話はタブーじゃなかったのか?」、と思ってしまいますが、初対面で政治の話がタブーなのは、ホワイト・カラーというか、富裕層の社会での暗黙の了解だということに気がつきました。

ブルー・カラーというか、貧困層は、むしろ好んで政治の話をしたがります。俺たちの現状を見てくれよ、とばかりに。


富裕層の人々が支持政党を知られたくないのは、彼ら、彼女らが、基本金持ち優遇の保守を支持しているからで、そのことを特に親しい意間柄でもない人に知られたくないからなのでしょう。そう思うと、この、初対面で政治の話はタブーだ、という暗黙の了解が突然バカバカしく思えてきます。

富裕層といっても、一口には括れないわけで、貧困、社会格差を是正しようという意識のある方も多いことでしょう。そういう人はいいのですが、そうではなく、貧困や格差に関心があるフリをしながら、保守(イギリスでは保守党、アメリカでは共和党、)をに投票する富裕層は、なんと醜いことでしょうか。


政治学や経済学に比べると、人類学をあまり理解しているとは言いがたいですが、それでも、タブーの社会的機能についてはそこそこ敏感であるつもりでしたが、どうやらそうではなかったようですね。

権力を補完するばかりがタブーではありませんが、今回取り上げたタブーは、富裕層の利己的な心情を覆い隠す機能を担っています。

そんなタブー、はたして守るに値するのでしょうか。

これからも、礼儀をわきまえながら、偽善者の面を暴いていきたいと思います。

# by tf-sktmb | 2009-10-01 01:42 | ひとり言
タイミングが良いのか悪いのか
現在9/25の22:15分。

今晩、友人の送別会でボーリングと食事会が予定されていたのですが、参加者の数人が豚インフルエンザらしき病にかかり、急遽キャンセルに。ボーリングと食事の後に、Sheffieldで一泊して、そのままCotswoldsに向かう予定だったのですが、予定が少し狂ってしまいました。

ボーリングのイメージトレーニングみっちり積んだだけに、少し残念です。

それにしてもみんな豚インフルエンザにかかっていますね~。まぁ順調に回復していますが。


さて、ここに来てなんともタイミングの悪い話が。いや、ある意味タイミングのいい話が。

イギリスに着いてすぐ、Monsterという有名な就職活動サイトに履歴書をアップロードしていたのですが、最近になって「履歴書を見て電話させていただきました、XX会社のXXです」的な電話をいくつか受けました。
特に応募したわけでもないのに、企業の方からMonsterにアップされている履歴書を見てコンタクトを取ってくるのは、稀なことらしいです。周りのイギリス人には、そんな電話を貰ったひとはいません。

でもって、色々と電話で話した後、その会社を調べて見ると、いろいろな面でなかなか魅力的だったり。

周囲も気軽に、「こんなチャンスはめったにないから、面接してきなよ」的なことを言いますが、No Thanksです。

たしかに魅力はあるのですが、いまの生活が結構充実しているので、それになにしろ、Personal Careという仕事は、Careする人の人生の一部に深く入り込むので、気軽に辞めるつもりはありません。

スーツを着てLondonでビジネス・パーソンになるのも悪くはありませんが、社会的地位や、お金よりも大事にしたいものがあります。それら華やかなものに簡単に引き付けられそうになりますが、自分の中のなかにある大切なものを見失わないように、毎日を過ごしたいものです。

では皆さん、よい週末を☆


# by tf-sktmb | 2009-09-26 06:48 | ひとり言
長妻大臣に注目を
本当は時間をかけて書こうと思っていたのですが、そんな時間もないので一言だけ。

9月19日に長妻昭、厚生労働大臣・年金改革担当大臣が障害者自立支援法を廃止し、新たな制度設計へ踏み出す意向を表明しました。

長妻大臣の選挙事務所が地元から近かったので、昔から長妻大臣の演説などをよく聞いていましたが、やはりこの人はすばらしい。本物です。


イギリスに住んでみると、この国(イギリス)が障害者に対してどれだけ手厚い支援をしているのかがよくわかります(これについては、いずれ詳しく説明したいと思ってます)。

また、それに比べると、これまでの日本の障害者福祉政策がいかに欠陥だらけだったかがよくわかります。この点では、とてもではありませんが、日本は先進国のレベルにありません。

同じ障害レベルでも、イギリスに生まれれば思うように街へ買い物に行ったり、旅行だって出来るのに、日本に生まれれば家の中でただテレビを見ていることしか出来ない。

この2つの国の違いは、制度上の問題に過ぎないといっても過言ではないと思います。

日常風景に障害者が入ってこない日本。普通に生活していると彼ら・彼女らの生活実態に意識が行きません。だからといって、この悲惨な状況を放置したくはありません。

「健康で文化的な最低限度の生活を営む権利」、この憲法25条に謳われた権利の意味を、そしてその価値を再認識し、長妻大臣の考える新たな制度設計に注目していきましょう。
# by tf-sktmb | 2009-09-25 02:35 | ひとり言
コッツウォルズに行ってきます
明後日からコッツウォルズに行ってきます。

2泊3日の強行スケジュールですが、秋も深まってきたので、ただでさえ美しいと有名な街並みが、一段と美しいことでしょう(と、勝手に期待してます)。

気がついてみれば、このブログがどんどんイギリス生活とは関係ない方向に向かっていっているので、軌道修正するいい機会ですね。

他の友達のブログは、写真とか一杯あっていつも見るのが楽しいのですが、僕のは活字ばっかりでパッとしないし。


がんばって写真を撮ってきたいと思います。

はて、デジカメどこにしまったかな。

# by tf-sktmb | 2009-09-25 01:59 | アクティビィティー
文学・古典・普遍性
少々ブログをサボっていましたが、前回につづいて文学的な話を少し。

読書の秋ということもあり、最近はいつもと違う本を読んでいます。前回、古典を読み進める、と宣言したわりには、あまり順調ではありません。

古典を物色しようと本屋に立ち寄るも、Dan BrownのThe Lost Symbolが発売されたため、どの書店も大々的なキャンペーンが。たまたま日本でAngels and Demonsの映画を見たせいか、はたまたユアン・マクレガーのあまりのカッコよさのせいか、なんとなくDan Brownが気になって、文学作品を買うつもりが気がつくとDa Vinci CodeとAngels and Demonsが手元に… (なぜかThe Lost Symbolは買っていません)
これではイカンと思い、即効で読みきることを決意し、その勢いでAngels and Demonsを一気に読み、The Da Vinci Codeも残り100ページくらいまで読み進めました。

Harry Potter全7巻に鍛えられたからでしょうか、物語に関しては、洋書を読むスピードが日本語で読むのと対して変わらないくらいの速度になってきた気がします。

とはいっても、アカデミックな本や、古典文学作品はそうはいきませんが。

Harry PotterもDan Brownの作品もそうですが、これらはあくまでエンターテイメント。物語の世界に入り込むことはあっても、自己と現実世界の関係性とでもいいましょうか、あるいは人格形成、世界の認識の仕方とでもいいましょうか、そういうものには影響を与えません。

そう、僕の中での活字エンターテイメントと文学の境界線は、その作品が僕を物語の世界に引き込むのか、あるいは現実世界へと放り込むのか、この一点に尽きます。

「現実世界に放り込む」とはどういうことか、今日はまだ他に書きたいことがあるので、説明はそのうちに。

さて、では文学の話を少し。
前回のブログで、1900年前後のドイツ語圏の文学を読み進めたいと言いましたが、それには漠然とした理由があり、この辺りの作品は、権力への反抗、正義の追及、そして、良心とは何か、ということを見事に描ききります。

当時の時代精神がそうさせたのでしょうか。

と、ここまで書いて、なにか今までのモヤモヤが少しだけ結晶化してきました。

近年の日本ではあまり見られなくなりましたが、昔は文学作品の主人公の生き方を模倣する、とまではいかなくても、主人公を自己に投影させることが日常的だったような気がします。60年代に学生だった人にはよくわかる話だと思います。60年代の政治闘争があんなにも盛り上がった理由の一旦も、その頃はまだ広く読まれていた古典文学が当時の若者に影響したからかもしれません。

なぜそう思ったか。

僕の好きな、ミュンヘン大学の学生レジスタンス・グループ「白バラ」。
そのメンバーの一人、Sophieに焦点をあてた、「Sophie Scholl: The Final Days」は、このブログでも以前紹介しましたね。まだ見てない人は是非DVDで見てください。

当時のブログの一部を抜粋します。

「舞台は、ミュンヘン。
ヒトラー打倒を市民に呼びかけた学生レジスタンス・グループ、「白バラ」のゾフィー・ショルにスポットを当て、逮捕から死刑までの5日間を、公開された新資料をもとに描いています。

言論の自由が許されない状況において、そして、それを犯すことが意味することを知っていながら、それでも信念のままに行動するゾフィー。

その彼女を突き動かすものは、人間の尊厳に対する深い思いか、あるいは正義への信念か。」

このブログを書いた当時は、「彼女を突き動かすもの」の存在がわかりませんでした。
背後に深いキリスト教の精神があるのはなんとなくわかっていましたが、キリスト教を僕に理解するのは不可能な話し、とそこで追及するのを諦めていました。でも良く考えてみると、彼女がゲーテやシラー、トマス・マンの作品をこよなく愛しており、それらの作品が彼女の人格形成に少なからぬ影響を与えたのではないか、と考えてしまいます。

そう考えると、日本人の文豪で、あるいは知識人で、今の日本人の人格形成に影響を与えることの出来る人物がどれくらいいるのだろうか、などとも考えてしまいます。

先に挙げた、「権力への反抗」、「正義の追及」、「良心」、という文脈において、現在の時代精神に通じる文豪、知識人がパッと浮かびません。プロレタリア文学がなんとなく近い気がしますが、どうもしっくりいきません。
僕の日本文学に対する無知ゆえ、正確なことは言えませんが。

天皇制や共産主義がアクチュアルな問題として感じられなくなった現代で、それらとの絡みで「自由」や「平等」が謳われている文学なり思想は、やはり今の時代精神にはスッと入ってこない。

普遍性が古典を古典たらしめる理由だとすれば、その意味で古典と呼べる作品が日本にどれだけあるのだろうか。

例えば、本居宣長と上田秋成、あるいは福沢諭吉や夏目漱石。皆、偉大な作品を残しているけれども、そして、日本人として読んでおくべき作品を残しているけれども、普遍性があるかといえば疑問符が。

う~ん。書いていて文章が全然まとまりません。ブログのアップしていいものなのか、悩みますが、とりあえずアップします。

こんなんですみません。
# by tf-sktmb | 2009-09-23 21:34 | ひとり言
読書の秋なので
改めて自分の書いたものを読み返してみて、文章があまりにも理屈っぽいことに気がつかされました。

というわけで、いつもとは違う文体で書いてみようとチャレンジするも、なにも浮かばない…

目標とする文体に合致するトピックがない。

時事問題について書く時は、スラスラと書けるのに…

文体というものは書こうとする題材に規定されるのか?

と考えてしまったところがもう理屈っぽい。


ふむ。社会科学的なものの見方ばかりしていたからでろうか?
いやいや、文学作品をあまり読んでこなかったツケでしょうか?

この文学的能力の無さは、あまりにも悲しすぎる。

ということで、勝手に文学作品リーディング・ウィークを設けてみました。

といっても、好き勝手に読んでも意味が無い。体系立てて、なにを理解したいかをハッキリさせたうえでリーディング・リストを作らなくては意味がない。

いやはやしかし、体系がわかっていないと、リーディング・リストなんて作れない。

とりあえず、手探りではじめてみるか。

1900年前後のドイツ語圏の文学から読み進めたいと思います。

読書の秋、古典文学作品を読んでいる方は、一報ください。6000マイル離れてますが、一緒に読書会を設けましょう。


無理か…
# by tf-sktmb | 2009-09-15 21:09 | ひとり言

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